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▼精霊とはなにか 精霊――特に神などに分類される高位精霊たちを一言で表すならば、それは「自然そのもの」「世界そのもの」と呼べます。 彼らは世界の一部であり、魔法や道具を通じて直接的に、あるいは世界の生命や自然環境を通じて間接的に、この世界と人間社会に様々な影響を与えます。 彼らは文化によって様々な呼ばれ方をしており、例えば、日照宗などにおいては神霊や荒神、天輪宗などにおいては仏と呼ばれるなどの違いが生じることはありますが、基本的にこれらは呼び名が違うだけで同じ存在をさしているに違いありません。 精霊はより高位にあるものほど強力な存在として広範に、文字通り世界中に影響を及ぼすことすら珍しくありません。 一般的に、これらは、妖精などの殆ど影響のないものから、精霊、神霊へと段階的にその影響力が強まると共に、精霊たちは徐々に、人間たちの価値観や世界観とは隔絶された全く別の視点から物事を判断するようになります。また、多くの場合はそれに伴って人語による直接的な交渉や不可能となります。 神代などによる直感的な翻訳を経なければ、高位精霊との意思疎通は極めて難しいものとなるでしょう。 |
![]() もふらさまも本当は精霊の一種。 |