≪応援メッセージ≫ 鞘(ia9215)
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●鞘(ia9215)さんのミニノベル 「クリスマスにあったか蕎麦はいかがですか?」 雪が降る中、鞘は和風サンタクロースの格好で手持ち旗を持っており、足元には蕎麦を作る道具を入れたプレゼント袋がある。 今日は開拓者ギルドからの依頼で、貧しい町人達に温かい食べ物を振る舞うことになった。 鞘は蕎麦屋の娘ということもあり、温かい蕎麦を振る舞うことにする。 「あっ、お代のことは気にしないでください。今日はクリスマス、私達は皆さんのサンタクロースになりに来たんですから」 貧しい身なりをした人々が、美味しそうな汁の香りと鞘の声に惹かれて集まって来た。 鞘は旗を木に立てかけると、蕎麦を作り始める。温かく、そして鞘の真心がこもった蕎麦を食べ、町人達の顔に笑みが浮かぶ。誰もが美味しい、温かいと言って喜ぶ姿を見て、鞘も微笑み、心の中にじんわりとぬくもりが広がるのを感じた。 「さあ、どんどん召し上がってください! そして良いクリスマスにしましょう♪」 【おわり】 (執筆:hosimure) |