![]() ![]() ■現在の状況 アヤカシと理穴・朝廷連合軍のあいだで初めて起こった大規模な衝突によって、 理穴軍は被害を出したものの、アヤカシをひとまず魔の森に撤退させることに成功しました。 北面及び石鏡からおくられてきた援軍も合流を果たし、当面の防衛に必用な戦力は整うことになりました。 形だけを見れば開拓者たちの勝利とも言える内容ではありますが、 敵は自陣である魔の森に後退し、新たなアヤカシと合流して力を衰えさせることなく、再度の攻撃の機会を伺っています。 その数は衰えるどころか徐々に増していくほどであり、かつて滅ぼされた多くの里も、敵の衰えることのない攻撃に力尽きてきました。 長期戦になればなるほど、基盤の弱い(あるいはアヤカシではなく人間である)理穴軍は不利な状況になっていきます。 この状況に際して、儀弐王は白波渓谷に敵を追い込み、被害を拡大しようとも一気に決着をつけることを決断します。 敵を誘い込むため、本作戦では開拓者部隊及び理穴本軍が前面に立ち、相互に連携して被害を最小限に抑えながら敵にわざと敗退し渓谷の奥まで後退します。 後退を続け、北面瑞鳳隊と合流したところで敵に反撃をを仕掛け、浮き足立つ敵に対して一気に2方より挟撃します。 白波渓谷の傾斜はそれほど厳しくはなく、敵に後退させる隙を与えないよう、一気に攻撃を仕掛ける必用があります。 本計略はいわば一度限りの奇策であり、失敗は許されません。 一方、緑茂の里では計略実行のため、緑茂軍の一部を砦付近まで進軍させ、 前回の凡そ半数にて敵軍を迎え撃ちます。 これはアヤカシ別働隊が北面瑞鳳隊の背後を突くことを防ぐためと、緑茂の里内部において、最低限の生活基盤を残すことにあります。 アヤカシは指揮官(統括する大アヤカシ)の性格にもよりますが、 基本的に人間のいるところか、人間の文明たる場所(今回であれば緑茂の里)を徹底的に破壊しようとします。 状況に応じて里内部で敵と戦うことも有り得ます。 敵を引き付け、計略を成功させてください。 里の住民は南部に最低限の物資を持ち出し、数十名の理穴軍護衛とともにアヤカシの見られない里の南部に避難をおこないます。 これも緑茂の里の軍が壊滅した場合は影響がでることになるでしょう。 前回開拓者を悩ませた野盗や北部からのアヤカシの被害は限定的であり、大規模な被害にはならないと想定されています。 ![]()
■理穴軍
■アヤカシ
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