オリジナルアーマー「ケニヒス」 ・スマッシャーブレード 衝撃波の一種のようなもので、地断撃に似た攻撃です。 剣を地面に叩き付けるようにして振るうと、刃のような衝撃波が地を走らせる。 射程は40〜60m程度。 「ケニヒス」はコンラートによる命名。 全長約5〜6m程度で、一般に使われているアーマー「遠雷」の約2倍。 操縦シートも存在するが、内部の宝珠に身体を吸収させ、一体化させることも可能。武器は大型の剣を主武装とし、大楯も装備している。剣による攻撃はもちろんだが、大きさが大きさなので、シールドによる攻撃で潰すこともできる。 強靭な装甲を持ちながら運動性も高く、人間さながらの柔軟な駆動が可能。 特に目元がセンサー類になっているという訳ではないので、視界の妨害は不可能。また、脚部を破壊すれば運動性が低下するが、下手に近付けば蹴り飛ばされるだけなので注意が必要である。 (イラスト : 草薙蝶炎) |
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上級アヤカシ「ヴォルケイドラゴン」 全長:15〜20m ファイアブレス:円錐状の範囲に炎の息を吐く。 体当たり:巨大な体躯で対象を吹き飛ばす。 尾:強靭で硬い尾を振るい、対象を弾き飛ばす。 ヴォルケイドラゴンとはジルベリア南部に生息する竜型のアヤカシである 出現が確認されたのはごく最近のことであるが、吟遊詩人の冒険譚に描かれるその姿と、幸か不幸かケモノのドラゴンと比べると出会いやすいという性質から、多くの騎士が単身征伐に挑み、そして倒れていった。 そもそも『全長10mを越えるドラゴンに挑む』という行為が無謀であるからこそ、英雄として騎士は称されるのであり、無謀な行為は死を結末とすることが多いことはいうまでもない。 魔の森内部からあまり動かないのがせめてもの救いであるが、もし個人で対峙することがあったなら悪いことは言わないから逃げた方がいい。 (イラスト : 緑川) |
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中級アヤカシ「ゴールドドラゴン」 全長:約5〜7m 武器:爪、牙、炎 シャイン:自らの身体を黄金色に輝かせ、周囲の対象の命中・回避を下げる。 ファイアブレス:円錐状の範囲に炎の息を吐く。 ジルベリアに生息する飛行系アヤカシ。 黄金色に輝くその体躯が最大の特徴であり、ヴォルケイドラゴンやフレアドラゴンなど、大型の竜と比べれば手ごろで、尚且つ見栄えもいいことから、竜族の中でも騎士の目標となりやすい存在である。 とはいえ、その体躯は騎士の3倍を超えるものも多く、身体を光らせ、目くらましをおこなう技まで有しているため、意気揚々と集団で立ち向かっても返り討ちになることも多い。 中級アヤカシの中でも強力な部類に分類されるが、それほど個体数は多くなく、その存在情報自体が高値で売買される。 |
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中級アヤカシ「ガーゴイル」 全長:約2〜6m 武器:装備している武器は個体による。 怪音波:対象の神経感覚を乱す。 擬態:任意で石像・木像に変化することができる。 ジルベリア全域に生息する飛行系アヤカシ。 姿かたちの割には知能が高く、中には人語を解するものまで存在する。 このため直接戦闘能力も決して低くはないのであるが、擬態能力を活用し、物陰から襲ったり、他のアヤカシをけしかけてから自らが対峙するといった戦術をとるものも多い。 (イラスト : 伊藤) |
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中級アヤカシ「アイスゴーレム」 全長:約2m〜4m 格闘:頑丈な体躯を活かして暴れる。 再生:水や雪さえあれば、数時間で損傷が回復する。 氷でできたゴーレムといった風体の中級アヤカシ。 巨大な腕と頑丈な身体で暴れるパワーファイターで、思考能力こそ低いが、個々の戦闘能力はかなり高い。 また、核を破壊できずに逃げられてしまうと、身体が氷でできていることもあって、身体の損傷は水や雪さえあれば数時間で完全回復してしまう。身体の中に核と呼ばれる本体があり、これを破壊しなければ何度でも再生する。 熱や日差しを嫌い、夜半や降雪時の活動を好むという。 (イラスト : 獣道) |
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中級アヤカシ「グリフォン」 全長:約4m〜5m 突進:急加速して強力な体当たりを行う。 格闘:爪やクチバシによって標的を攻撃する。 天儀では鷲頭獅子や鷹頭獅子と呼ばれているアヤカシ。 鷲の頭に獅子の身体、鳥の羽根を備え、空での高い格闘戦能力を持つ。 驚異的な速度で急降下して標的に突進し、爪で押さえ込んでクチバシや爪で攻撃する戦法を多用する。一度地上目掛けて急降下を開始すると、生半可な攻撃ではこれを阻止する事さえできないという。 陸上に降下した後も強靭な体躯を生かして戦うアヤカシであり、陸戦に持ち込んでも変わらぬ戦闘力を発揮する。 |
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中級アヤカシ「サバーガカラヴァ」 全長:約2m〜3m 武器:装備している大型の武器で攻撃する。 嗅覚:鼻が良く、得物を追跡する能力に長ける。 毛に覆われた筋骨粒々な体格に、一つ目の犬の頭を持った鬼系アヤカシ。 性格は貪欲かつ残忍で力も強く、大降りの刃物や棍棒などで武装している。鼻が利くために逃げ隠れしても必ず見つけ出す執念深さも持ち合わせる。 ジルベリアでは、山岳や森林での発見例が多く、前述の通り鼻が利くので一度遭遇してしまうと逃げ切るのは容易ではない。 数匹で群れを作って行動する事もあり、ある程度の集団行動も得意とする。大規模な群れでの報告例も多い。 |
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下級アヤカシ「ゴブリンスノウ」 全長:約1m〜2m 武器:装備している武器は個体による。 軽戦闘:森林や山岳での戦いに長ける。 ジルベリアで多数確認されている下級アヤカシで、小鬼の一種。 天儀の小鬼と比べて毛深い外見をしており、陰陽術士の間では寒さに強いと考えられているが、確証は無い。 犠牲者から剥ぎ取った装備で武装している事が多く、数匹から十数匹前後で徒党を組み、森林や山岳等の入り組んだ地形での戦いを好む。リーダーが現れると数十匹規模の集団になる事もあるという。 個々の戦闘力はさほどでも無く、一対一であれば一般人でも撃退する事が可能で、駆け出しの開拓者であれば難なく撃破できるレベル。ただし、群れを成すと、連携によって侮り難い戦闘力を発揮する。 (イラスト : 稲田オキキ) |
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下級アヤカシ「フローズンジェル」 全長:約1m〜4m 体当たり:一時的に身体を硬化させ、体当たりを行う。 擬態:雪原に紛れ、雪や氷に擬態する。 消化液:体内に取り込んだ対象を消化液で溶かす。 氷結:敵に取り付いて氷結し、動きを阻害する。 ジルベリアから天儀にかけて、寒冷地の雪原に潜むスライムの一種。 半透明でシャーベット状の身体をしており、注意深く確認しなければ雪や氷と見間違うことも多い。雪原の中に潜伏し、雪に紛れて敵を待ち伏せる戦い方を好む。 知能は細菌レベルでしかなくおよそ知性と呼べるものは無いが、本能レベルで連携する事が可能で、集団で隠れ潜む際は、群れの中央に獲物が迷い込むまで辛抱強く待って一斉に襲い掛かるという。 獲物に取り付くと身体を凍らせて相手の動きを封じ、群れで襲い掛かってゆっくりと捕食する。 (イラスト : 稲田オキキ) |
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下級アヤカシ「ホルワウ」 全長:約1m〜2m 牙 :鋭く頑丈な牙で対象を噛み切る。 能力:疾走 素早く俊敏な体躯で走り回る。 雪上行動:身体が雪に沈まない。 ジルベリアや天儀の雪原に出没する狼型のアヤカシ。 外見的には白い体躯の怪狼と言ったところだが、戦闘能力だけで言えば一般的な怪狼より強力。 また、雪上での行動と俊敏な動きが可能な上に連携にも長け、標的を群れで狩る強力なアヤカシ。用心深く、敵わない敵と見ると素早く散っていく為、討伐し尽くすのが難しい事でも知られている。 |
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