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大アヤカシ 〜炎羅〜
・全長:約8m
・武器:巨大棍棒 棘の付属した巨大な棍棒。
・能力:煉獄 炎を吐き、周囲一面を炎の海に沈める。
剛狂化 自らが創り出した魔の森の力により、アヤカシの攻撃力を飛躍的に高める。
理穴東部に現れた大アヤカシ。
潮の森や海賀岳の一角を魔の森によって飲み込み、鬼を中心とした配下の大軍を率い、海原砦から緑茂の里へと至る一帯に迫っている。
強靭な肉体に炎を纏う岩のように巨大なアヤカシであり、高い肉弾戦能力を誇っている。主な攻撃手段は棍棒。 その棍棒による一撃は凄まじく、重装備で固めた開拓者であろうと一撃で叩き潰されるという。また、火炎を用いた攻撃も確認されており、近付く者を薙ぎ払う。
かつて炎羅と戦って生還した者は殆どおらず、その性質は非常に攻撃的と言われており、配下の軍勢もまた攻撃的な作戦を執る。
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上級アヤカシ「修凱骨」(シュガイコツ)
・全長:約5m
・武器:様々 全身に様々な武器。
・能力:再生 非戦闘時の急速な再生機能を持つ。
八陣 同時に8対象を一行動で攻撃する
炎羅配下の主力部隊を率いる上級アヤカシ。
人型の骨を模したアヤカシで、地表から少し浮き上がっており、複数の腕と背に伸びた武器等、瘴気で具現化された様々な武器を操る。炎羅と同じく極めて攻撃的かつ残虐。
部隊の統率方針も、残虐である。捕らえた標的を多数の武器でなます切りにしていた様子も目撃されている。
また、過去には修凱骨に対する討伐作戦も行われている。一度は撃破寸前にまで追い込んだものの、翌日には何事もなかったように反撃に現れ、逆撃を受けた討伐部隊は壊滅してしまった。
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上級アヤカシ「狐妖姫」(コヨウキ)
・全長:約170cm
・武器:無し
現在のところ、武器を手にした姿は確認されていない。
・能力:憑依、魅了 人間の心を惑わす。
炎羅配下、人型の上級アヤカシ。
現在のところ妖艶な女性の姿で確認されているが、狐妖姫にとっては、これもまた仮の姿のひとつに過ぎない。
人間に憑依しているらしく、人間社会に紛れ込んで内側から混乱させる事を目的としていると思われるが、その正確な正体や能力は解っておらず、同時に、自らの正体を隠されている事こそが狐妖姫の武器である。
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中級アヤカシ「亡鎧」(ボウヨロイ)
・全長:約3m
・武器:大刀 肉厚で長大な刀。
・能力:衝撃刃 衝撃波による刃を放つ遠距離攻撃。
炎羅配下の中級アヤカシ。鎧を纏った鬼の一種。
鎧は全身を覆う頑丈なもので、動きは鈍いが、頑丈で耐久性が高い。
また、大型の刀を装備しており、攻撃面も強力。
その大刀による近接攻撃を仕掛けてくるだけでなく、離れた標的に対しては衝撃波による刃を放ってくる。
目撃情報によれば、自身と同様に鎧や武器で身を固めた下級鬼を配下として率いている。
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中級アヤカシ「鉄甲鬼」(テッコウキ)
・全長:約3m
・武器:棍棒 木製らしき大型の棍棒。
・能力:気合 力を溜め、強大な一撃を繰り出す
亡鎧と同じ、炎羅配下の中級アヤカシ。
外見は一般的な鬼と近く、腕筋からは角のようなものが生えており、頭髪は腰の辺りまで伸びている。
大型の棍棒を振るって戦う。大型の棍棒はやや大振りではあるが、一撃の威力は重い。
ただし、攻撃力だけのアヤカシではなく、素早い動きと頑丈な肉体を兼ね備えたバランスの取れた戦闘力をもつアヤカシといえるだろう。
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下級アヤカシ「鬼」(オニ)
・全長:様々
・武器:様々
・能力:なし
炎羅軍の主力を為す、全長1〜3m程の鬼型の下級アヤカシ。
人型に近くもあって、一部は鎧等を装備しており、様々な武器も扱う事もできる。
炎羅軍では最も数が多い種類のアヤカシでもある。
小さな鬼で人間の子供程から、人間の大人を優に超える大きい鬼まで、その大きさは様々。
ただ、武器を扱える一方で特殊な能力を持つ個体は少なく、多くの鬼は物理戦闘を得意とする。
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下級アヤカシ「骨鎧」(ホネヨロイ)
・全長:約1m〜2m
・武器:様々 装備している武器は個体による。
・能力:無痛覚 戦闘による痛みを一切感じない。
炎羅軍で多数確認されている下級アヤカシ。
遺品となった鎧等に瘴気が入り込んで実体化したアヤカシで、
一般的な狂骨と違い、鎧を着込んでいる分防御力が高くやや強力。
多くの骨鎧は遺品から生じている事もあり、標的に対して攻撃的ではあっても活動的ではなく、指揮官からの指示が無い限り、住処を離れて遠くまで移動する事は稀でもある。
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下級アヤカシ「剣狼」(ケンロウ)
・全長:約1m〜2m
・武器:剣 身体から伸びた鋭い剣。
切れ味は鋭いが刃が脆い。
・能力:疾走 素早く俊敏な体躯を持ち、かなりの速度で走り回る。
炎羅軍配下、特に大船原周辺で確認されている下級アヤカシ。
狼を模したアヤカシの一種で、爪や牙、身体から生えた剣によって対象を切り裂く。群れで素早く動き、伝令や補給部隊といった部隊後方を襲撃している。
実際の狼さながらに、群れを率いる頭によって統率された動きを見せるが、現在、大船原周辺のアヤカシは理穴軍の後方撹乱を目的としている為、各群れを為す頭数自体は決して多くは無い。
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下級アヤカシ「鬼面鳥」(キメンチョウ)
・全長:約1m〜2m
・武器:鉤爪 鳥と同じ、脚にある鋭い鉤爪。
・能力:低空飛行 地上80m以下の低空を好んで飛ぶ。
炎羅軍配下の下級アヤカシ。
人間の胴体に鳥のような羽根の腕がついている。
一般的な人面鳥と違い、顔の造りは鬼に近い。低空を飛びつつ、鋭い爪によって陸上の標的を襲撃する。
特に死肉を好み、戦場跡を狙って飛び回る傍ら、死肉を作る為、生きた人間も襲撃する。生きた人間を始末した場合は暫くの間放置し、ある程度腐るのを待つ事で知られている。
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