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上級アヤカシ「鳥雷獅子」（チョウライシシ）
・全長：約５ｍ
武器：クチバシ 黒味を帯びた黄色の鋭い嘴
爪 やや丸みを帯びた茶色の爪
能力：突進 低空で滑空するかのように、高速移動する
電撃 目標の空間に巨大な雷を落とす
放電 自身を中心とした一定空間に無差別に電撃を放つ
空を縄張りとしている上級アヤカシ。鷲の頭に蛇の尾、虎の身体を持ち、脚を使った陸上移動も遅くは無いが、空を飛ぶ事が多く、配下と見られるアヤカシも飛行系アヤカシが多い。
全長や体型から耐久性は低いと予想されているが、非常に素早く、空中戦において動きを捉える事は難しい。また広範囲に渡って電撃攻撃を行ってくる為、後衛職も多く犠牲になっている。
他の上級アヤカシと比較すれば攻撃的ではないと見られ、目撃例もやや少ない。ただ、縄張り意識が非常に強いため、住処と思われる場所に近づいた者は骨も残らず喰らう獰猛さを見せ、討伐作戦も行われずに放置されてきた。
また、攻撃を加える際は、多数の飛行アヤカシを引き連れて里を襲い、嵐のようにそのまま立ち去る戦い方を好む。
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上級アヤカシ「狐妖姫」（コヨウキ）
・全長：約１７０ｃｍ
・武器：無し
現在のところ、武器を手にした姿は確認されていない。
・能力：憑依、魅了 人間の心を惑わす。
炎羅配下、人型の上級アヤカシ。
現在のところ妖艶な女性の姿で確認されているが、狐妖姫にとっては、これもまた仮の姿のひとつに過ぎない。
人間に憑依しているらしく、人間社会に紛れ込んで内側から混乱させる事を目的としていると思われるが、その正確な正体や能力は解っておらず、同時に、自らの正体を隠されている事こそが狐妖姫の武器である。
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中級アヤカシ「怪炎鳥」（カイエンチョウ）
・全長：７ｍ
・武器：くちばし 炎のように赤々としたくちばし
・爪 先にだけ火を灯す真紅の爪
・能力：突進 低空で滑空するかのように、高速移動する
火炎 炭まで燃やす炎を吐く
高空にてしばしば目撃されるアヤカシ。
大型で派手な姿もあって上級アヤカシではないかと目されていたが、鳥雷獅子に付き従う姿が目撃されて以来、中級から下級ではないかと考えられている。
全身が燃える様な赤い羽毛で覆われており、火炎攻撃を行う際には、実際に炎を纏って燃え盛る。姿は勇壮であるが、れっきとしてアヤカシであり、攻撃性は強く、性格は獰猛。特に嘴と爪の攻撃は、同時に炎による損傷を与えるため、傷口が刻印のように残る事も少なくない。
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下級アヤカシ「大怪鳥」（ダイカイチョウ）
・全長：５ｍ
・武器：爪 凝固した血が固まったような赤黒い爪
・能力：特になし
飛行系のアヤカシの中でも比較的数多く目撃される大型のアヤカシ。
全身が黒色に染まっており、闇に紛れて行動することが多い。高空を飛ぶ事も得意としている為、しばしば飛空船を襲う。他のアヤカシと連携し、場合によっては飛空船を墜落させてしまう事すらある。
肉の柔らかい、赤子や子供などを好んで食し、場合によっては単独で人里を襲い、眼を付けた得物をさらってしまう。
その性格は残忍極まりなく、さらった獲物は、散々いたぶりながら殺さず生かさず喰らう。
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下級アヤカシ「羽猿」（ウエン）
・全長：１〜２ｍ
・武器：爪 鋭く伸びた白い爪
武器 様々な武器を使い分ける
・能力：特になし
飛行型の中では種類の少ない、武器を使うアヤカシ。猿のような外見をしており、翼とは別に手足が存在している。比較的低空を飛んでいる事が多く、その原因は手足の存在によって飛行を苦手とし、同時に他の飛行型アヤカシと比較して視力が悪いからとも言う。
また敵の武器を奪うなど知能の高さも見せ、稀に武器を奪ったまま逃亡する事もある。
その場合、武器はそのまま不明になってしまうのが殆どで、一部では万屋の手先だと噂されている。
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下級アヤカシ「恨み姫」（ウラミヒメ）
・全長：人並み
・武器：特になし
・能力：錯乱 術によって相手を錯乱させ、無差別に攻撃させる。
道連れ 自らの命と引き換えに生命を大幅に削られる。
悲恋の末、並ならぬ未練を残して死んだ女性の怨恨から発生したアヤカシ。
大抵は生前に近い姿形をしているが、多少なりと（場合によってはかなり）美化されている。真っ先に慕い人を殺そうとし、その後も無差別に人を襲う。
魅了術や錯乱術、呪声等の特殊な攻撃を仕掛けてくる。
また、その姿形から攻撃の手が鈍る事も多く、多少なりと同情心を寄せる者もいるが、あくまでアヤカシであり、その恨みが晴れることは無いという。
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下級アヤカシ「犬首」（イヌクビ）
・全長：約５０ｃｍ
・武器：牙 刀のように真っ直ぐ伸びた青味がかった白い牙
・能力：呪声 呪われた言葉を脳裏に直接響かせる
首だけとなった犬型のアヤカシ。翼に該当する部分が無く、音を立てずに浮遊する。気配に気付きにくく、いつの間にか背後を取られてしまう。
白と黒の逆転した目と全長の半分を占める牙が特徴。特に他のアヤカシと対峙中に背中を取られ、急所に牙を突き立てようとする。
近距離では牙による攻撃を行うが、距離を取られると呪声と呼ばれる遠距離攻撃を仕掛けてくるため、油断していると手痛い反撃をくらう。ただ、耐久性は低く、比較的駆け出しの開拓者でも一対一であれば十分に撃破できる。<
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