■鬼咲島周辺の状況
　鬼咲島と同海域は、天儀南東の天儀南東の伊乃波島より更に南東へ遠く離れた、嵐の門近くに位置しています。
　辺り一帯は眼下に広大な雲海が広がり、僅かな海域が点在しているに過ぎません。
　鬼咲島にはアヤカシが巣食い、多数の飛行アヤカシが展開しています。大型飛空船赤星をはじめとし、現地には天儀各国やギルドから派遣された飛空船が多数集結しつつあります。
　また、嵐の門付近には魔戦獣が存在するものと考えられています。
　おそらく、鬼咲島での戦いに勝利しても、渡月海域で魔戦獣と接触する可能性が高いでしょう。

　これまでの詳細な経緯については【あらすじ】を参照して下さい。

■選択肢

◆タグについて	一部選択肢の行動や作戦には、タグが設定されています。 　タグは【○○】という形で、プレイングの先頭に書き込んで下さい。 　なお、タグを設定する際に”｢タグ｣”や”タグ】”といったような書き方で文字数を節約したり、先頭以外に配置したりすると、タグとして認識されなくなり、マスターの負担が増大してしまいます。 　決して強制ではありませんが、執筆マスターの負担軽減の為、是非ともご協力をお願いします。 　※設定されているタグ以外の行動を取る場合、タグは不要です。
後方奇襲戦 難易度 ★★★★★ ＜危険＞	鬼咲島に巣食う上級アヤカシ、雲関蜻蛉＜キキリニシオク＞を撃破します。 　キキリニシオクの弱点は未だ不明ですが、少なくとも、耐久性はさほどでもないものと考えられています。ただその一方、外見に似合わずかなりの知恵のまわる様子も伺えますので、昆虫並みの思考力であると舐めて掛かってはいけません。 　開拓者たちは武装商船団の船に分乗して天瓜海域に移動した後、一時待機。戦闘開始と共に直ちに北上します。 　味方陽動部隊の合図を待って敵飛行アヤカシ群に後方より突っ込み、素早くキキリニシオクを撃破します。精霊門へと至る航路の安全を保障するには、鬼咲島の確保とキキリニシオクの撃破が欠かせません。 　飛空船戦力は殆ど割かれていませんので、名実共に開拓者達が中核となる選択肢です。 　また、西方より上級アヤカシ「白竜巻李水」が接近しつつもあります。 　李水は一直線に接近中ですので、ＰＣたちがこれに気付くであろうことは疑いありません。である移乗、本命であるキキリニシオクへの奇襲作戦を成功させる為には何としてでも時間を稼がねばなりません。 ○「後方奇襲戦」選択肢タグ 【蜻蛉】キキリニシオクを攻撃、撃破する選択肢です。 　※この選択肢は他の選択肢より危険性が高く設定されています。 【李水】接近する白竜巻李水に応戦。奇襲成功の為に時間を稼ぎます。 　※この選択肢は他の選択肢より危険性が高く設定されています。 【戦闘】周囲の下〜中級アヤカシ撃破し、本命の攻撃を支援します。
空中戦 難易度 ★★★☆☆ ＜警戒＞	敵空中戦力を正面より受け持ちます。 　朝廷とギルドの船団、及び護衛にあたる北援艦隊が戦力として展開します。 　キキリニシオク率いる飛行アヤカシの群れは、朝廷派遣船に積載された開門の宝珠を攻撃する傾向があり、これを逆用することとしました。 　即ち、朝廷派遣船団の旗艦「しらせ」を囮として敵アヤカシ群を迎撃して十分にひきつけ、背面より奇襲部隊が襲い掛かって一撃を加え、キキリニシオクを撃破するという作戦です。 　　敵の配下には多数の飛行アヤカシ、「人面鳥」や「小雷蛇」、「闇目玉」などを抱え、総勢で約300匹。中にはかなり大型の「闇目玉」も確認されていますので、十分に注意して下さい。 　なお、この選択肢では、別働隊の突入も合図しなければなりません。 　最適なタイミングでどういった手段で突入を合図するか、十分な打ち合わせをしておくようにしましょう。合図を誤れば奇襲が上手く行かなくなってしまうかもしれません。 ○「空中戦」選択肢タグ 【護衛】標的となっている旗艦「しらせ」を護衛します。 【撹乱】誘引によって敵戦力を誘引し、奇襲部隊の突入を支援します。 【合図】キキリニシオクを確認し、突入の合図を行います。
拠点防衛 難易度 ★★☆☆☆	鬼咲島に確保した拠点を防衛します。 　朱藩籍船「赤光」を中心とする戦力が展開しており、外周には馬防柵などのある程度の防御設備も整えられます。 　ここの拠点には、陸上アヤカシからの攻撃が予想されます。 　周囲は森に囲まれており、どのタイミングで攻撃が始まるかは不明です。しかし、一定範囲は既に制圧済みとのこともあり、戦闘は迎撃戦が主となりますので、拠点を守りきるのは比較的容易でしょう。 　敵戦力は飛行型アヤカシの多くが「しらせ」方面へ向かい、陸上アヤカシが中心と考えられています。また、朱藩の軍艦が上空を押さえていますので、空から攻撃を受ける可能性は低いでしょう。 　ただし、陸上戦力のみとはいえ、一部で「コックルボッタ」や「汗血鬼」も確認されています。十分に注意して下さい。 　今後の事を考えると可能な限りアヤカシを掃討してしまいたいところですが、拠点を守りきれば当面の脅威は解決します。 　また、黒井と共に渡月方面へ偵察に向かう選択肢を内包します。 　「牌紋」と呼ばれる魔戦獣の姿はまだ見えませんが、何が起こるか解りませんので十分に注意して下さい。黒井自身は前回行方不明になったこともあって偵察行動を禁じられていますので、偵察隊にこっそり紛れ込むつもりのようです。 ○「拠点防衛」選択肢タグ 【迎撃】拠点の守りを固め、接近する敵のみを撃破します。 【攻撃】積極的な攻勢に出ます。危険度はやや高めです。要警戒。 　※上記【迎撃】と【攻撃】の２選択肢は陸戦が中心となります。 【偵察】＜難度：不明＞渡月方面へ偵察に向かいます。

■開拓者勢

ギルド所属船団 （不明）	ギルドの編成した船団。朝廷の非武装調査船数隻を含む。 戦闘員の殆どは開拓者であるものと想定して編成されている。 【旗艦】大型船「しらせ」 【僚艦】大型船5隻「なみかぜ」「はるかぜ」他　中型船10隻
武装商船団 （約100）	万屋ら商人たちが貸与した、武装商船を中心とする船団。 非戦闘員も多く、戦闘を前に多くは一時退船している。 【旗艦】大型船「万屋」 【僚艦】大型船5隻「越後屋」他　中型船8隻
調査船団「朱」 （約250）	朱藩籍船「赤光」を中心とする部隊。鬼咲島北に拠点を確保。 指揮官興志王。自身が計画に乗り気ともあって士気は高い。 【旗艦】超大型船「赤光」 【僚艦】大型船2隻　中型船8隻他
北援艦隊 （約120）	北面所属の船団。朝廷の船を護衛するために出撃した。 士気こそ高いが戦力としては貧弱。単機白兵戦を中心とする。 【旗艦】中型船「八雲」 【僚艦】中型船8隻「金剛」「比叡」他

■アヤカシ

雲関蜻蛉軍団 （約400）	上級アヤカシ「キキリニシオク」を中心とする軍団。 虫型、飛行型アヤカシが主力の軍団。状態異常攻撃も多い。 雲関蜻蛉×1　大闇目玉×20　他
鬼咲島の群 （約200）	鬼咲島陸上に展開するアヤカシの群れ。空戦能力無し。 戦闘力は高いが、指揮官がいないので組織的戦闘は苦手。 コックルボッタ×10　汗血鬼×10　他

■魔戦獣

魔戦獣「牌紋」 （総数不明）

嵐の門周囲に陣取る魔戦獣「牌紋」とその配下です。 怪か人間かに関わらず、門に近付く者を無差別に攻撃します。 まだそれほどの情報は無く、その動向も不明。 牌紋×1？　他