![]() ■魔戦獣について 魔戦獣とは、世界各地に封印されている、アヤカシやケモノとも違う「何か」です。 嵐の門や精霊門などを初めとして、各地に点在している。魔戦獣は、人間は無論のことアヤカシまでも攻撃対象とし、接近する者を無差別に攻撃します。 魔戦獣の存在は、過去にも幾度か確認されています。 戦闘力は対象物の重要性に比例してピンからキリまで様々ですが、特に最近のもので参考になりやすいものは、ジルベリアや泰へ至る開拓計画の最中で、調査に赴いた開拓団が嵐の門付近で攻撃を受けた事例です。姿かたちはそれぞれ違いましたが、戦闘能力はいずれも大アヤカシ並みかそれ以上であり、大きな損害を被っています。 なお、これらの魔戦獣を如何にして退けたかは、これまで厳に秘されていました。 噂では、王朝に伝わる秘法によって封じた、専用の宝珠を放つことで消滅させた、果ては生贄を捧げて鎮めたという血生臭い説までありましたが、実際には不明とされていたのです。 結局のところ、三成の語るところによれば、そうした噂に一片の真実が含まれていたこととなります。 ■魔神「牌紋」 ![]() 珍しい姿をした馬に跨った色艶やかな衣装を纏った女性の姿をしてい、ラッパを掲げた軍団を引き連れて空を翔け、強力な火炎攻撃を操り、怒号のような咆哮による撹乱攻撃や、女性のように透き通った美しい声によって周囲の対象全員を無差別に攻撃する恐るべき声を持ちます。 これと交戦した開拓者らによれば、火炎攻撃は、使用の前にマフラーをはためかせることが確認されています。 一度出現した炎は牌紋の意思に従って、まるで生き物のように自由に動きます。 音響攻撃の射程は比較的短く、6、70メートルも距離を取れば威力が大幅に減退するものと考えられ、抵抗値によってダメージを軽減することが可能です。 また、眩暈や混乱効果の他にサムライの「咆哮」にも似た効果を持つ、特殊攻撃も用いて来ますが、この「怒号」の射程は前述音響攻撃に比べても長いようであり、こちらも同様に抵抗値によって状態異常を防げる可能性が変動するようです。 開拓者同様、相棒なども同じ生物としてこれらの影響を受けるため、空中戦においては、騎手である開拓者が無事でも相棒が状態異常の影響を受ける可能性もあります。この点にも十分注意する必要があるでしょう。 「咆哮」などは殆ど効果がありませんが、吟遊詩人の歌には何らかの影響を受けているらしく、スキルの種類によっては魔戦獣の使用する特殊攻撃に対抗することも可能と思われます。 封印手段については一定の確認がとられていますが、最終的な手段は不明のままです。 少なくとも、開門の宝珠によって嵐の門を開くことや三成の所持する短刀が関係するものと推察されています。 (詳細については【OP】、や【飛空船について】をご参照下さい) 当初は、配下の者も含めて魔戦獣としてひとくくりに呼ばれていましたが、これらを統べる牌紋は他の魔戦獣と比べても格段の強さ、存在感を持つことから「魔神」と呼称して区別することとなりました。 この渡月に位置する嵐の門を守っていた牌紋には、魔戦獣ながら、知識や芸術を司るという、神格化された向きの伝承もあるようです。 ■合戦結果 9月 3日追記 開拓者ギルドの手により、渡月の嵐の門は開放。 魔神「牌紋」以下魔戦獣は全てが撃破&封印され、航路の安全が確保されました。 詳細な様子は【リプレイ】をご覧下さい。 |