●今回の【天照】に関わる人物たちです。 穂邑・ 司空亜祈・ 唐鍼・ 大伴定家・ コクリ・コクル・ 天元 征四郎・ 天荒黒蝕
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大アヤカシ「天荒黒蝕」(てんこうこくしょう) (Illustration. 君千夜) 賞金:380万文(現在停止中) 全長:180cm 飛行:上空をかなりの速度で飛行可能 結界術:周囲に結界を展開し、接近などを阻止する 天変:天候を変化させ、嵐を引き起こす 瘴圧弾:瘴気を圧縮して弾丸とし、連射する 黒い長髪を揺らす女性の様な、妖艶とも呼べる美貌を持った鴉天狗の大アヤカシ。 目撃情報は極端に少なく、東房が急激な魔の森の侵食を受けた際にしか確認されていませんでしたが、東房を巡る戦いや陰殻の戦乱に乗じた行動を幾度か起こしました。ただ、現在も魔の森の中を常に流浪しているらしく、正確な居場所は解っていません。 天荒黒蝕に関連した被害報告は全て彼の部下によるもので、そうやって表舞台に出てこない事から、かなり慎重で思慮深い性格であるとされていました。 一方で、彼の部下は東房の武僧に撃退される事も多く、指示は出すものの、詳細な作戦は部下に任せきりな様子が窺えていました。 これまでの接触報告などから、天荒黒蝕は慎重なのではなく、面倒を嫌う享楽主義者であると予想されていましたが、今回遂に、開拓者らに接触して共闘を提案するという驚くべき行動を取りました。 ◆天狗アヤカシとは 天狗アヤカシは、アヤカシの中でも鬼系アヤカシの大分類に含まれる。 総じて知能が高く、よく組織化された上意下達の軍団を形成する。 これはその他のアヤカシのように上位者が下位者に対して絶対的な命令権を持つ、というだけではなく、また、例えば粘泥と大粘泥「瘴海」のような、意思の集合体というものとも違い、あくまで組織化と命令系統の明確化による迅速な連携の構築である。> 鬼系アヤカシの例に漏れず、武器や道具を用いることを好むのみならず、水や炎、風などといった自然界に関わる術を用いることも得意とし、攻守の均整がよく取れている。 また、天狗アヤカシは特に記載が無ければ基本的に飛行能力を持っている他、偵察や後方撹乱による高度な駆け引きも得意とすることから、陰殻や東房では水面下での戦いが断続的に続いてきたと言われている。 天狗アヤカシの種別としては「黒鋼天狗」「木葉天狗」「妖天狗」「狼天狗」「野伏天狗」などが知られている。 |