
|
◆平野部と砂浜&ベースキャンプ◆
西島中部東に広がる平野部と、内海に面した長い砂浜です。
砂浜は不適当である為、ベースキャンプが移されたのは平野部側です。
特に日当たりが良い土地で、一帯の砂浜に面した海は水面も落ち着いており、海水浴に適しています。
開始拠点としてまずは西島南部の丘陵地帯に設けられていたベースキャンプは、利便性を考慮して平野部に移されました。
ベースキャンプには仮設の小屋や大型で頑丈なテントの他、厠や調理場なども作られており、無人島の中では居住性が高めです。
|

|
◆滝と湖◆
西島中央には大きな湖が広がっており、島西部の切り立った崖からは滝が流れ落ちている。
この滝は流れ落ちる崖が高さ二百メートル以上もあるために、流れ落ちる途中で水は霧散してしまうほどです。開拓者たちならば飛び込んで遊ぶことも可能ですが、たいへん危険でしょう。
なお、湖の中にも遊歩道は確認されているようです。
|

|
◆密林◆
西島北部に広がる、非常に生い茂った密林。
水源にも恵まれているらしく、他の土地に広がる森と比べてもその密度は桁違いで、特に数多くの動植物が確認されています。
危険なケモノと遭遇した時に備え、十分に注意してください。
|

|
◆山岳&カラクリの家◆
東島北部に鎮座する山です。
なだらかながら背が高く、見晴らしの良さが特徴です。
東島北部の入り江を覗き込むこともでき、よく観察するとカラクリの家が木々の合間に隠れていたことが解ります。
カラクリの家は木造建築で、カラクリが自身の手で維持管理できる範囲のものとして作られていたようです。小さく、ひとりで暮らすことを目的としています。
|

|
◆隔離植物園&不思議な花畑◆
東島一帯に広がる森林の中に所々点在している花畑です。
ある程度カラクリが手入れをしていたようですが、機能の不調から長時間休眠していた為、現在はある程度乱雑な状態になっています。
隔離植物園内部は既に植物などに覆い尽くされてその機能を失っています。
かつてはここへ植物類の生育実験や種子の回収、管理などが行われていたようです。
|

|
◆水中遊歩道◆
島の各地には、ガラスのように透明な鉱物で作られた、トンネルのような道が存在します。
島各地、それも海などの海中にはもちろん、湖などにもこれらは存在しており、熱帯魚から美味しい川魚その他に至るまで、様々な魚類その他の遊弋を眺めることが可能です。
その構造はまさしく遊歩道と呼ぶに相応しいでしょう。
|

|
◆「監視者」の遺跡◆
西島中央北、密林の中に残されていた「監視者」らがかつて利用していた廃墟。
精霊術の実験部屋、資料室、予備体保管室のほか、天文室や温泉なども併設されており、かつてはここで精霊術の研究や保管されるべき生物と文明、技術の選別が行われていたようです。
やがて始祖帝となる監視者のひとりが離反した際に破壊されており、損傷の度合いは激しい遺跡です。
|
●その他
島の自然はまるで自然の縮図のように多彩です。
生息する動植物も、不思議な妖精から荒々しいケモノまで幅広く、例えば魚ひとつとっても、淡水魚、海水魚、熱帯魚など様々な種類のものが確認されています。
森へ入れば天儀では見たこともないような植物が咲き乱れ、海に潜れば色鮮やかな魚の群れを眺めることができるでしょう。数多くの妖精やケモノ、多彩な動植物が生息するのみならず、「杏仁豆腐」と名付けられた変な生き物なども確認されています。
しかし、このような島が、これまで瘴気やアヤカシの脅威にもさらされずにきたことには大きな謎が残ります。
この島がどのような存在であるかはこれから明らかになるでしょう。
・杏仁豆腐
この島でのみ目撃されたケモノ(おそらく)。
生白い豆腐のような見かけや、丸型だがぷよぷよした豆腐のような外見をもつケモノ。白羽根球に似た姿から当初はアヤカシかと思われたものの瘴気反応が無いため、アヤカシではないことが断定され、外見から杏仁豆腐の名をつけられた。
島到達後早々に発見されたものの、非常に逃げ足と隠れる能力が高いらしく、コンタクトを取るのは中々難しい。
ぴーぴー鳴く。美味しそう。
|