浪志組筆頭局長
森藍可(もり・あいよし/らんか)
[人間/女/26歳]
武天は此隅、有力氏族の生まれ。
大変派手ないでたちで奔放な金遣いをするが、目下の者には物腰柔らかで、女子供にはたいへん優しい。一方で、酒癖が非常に悪く、一旦呑み始めると酔い潰れるまで杯が止まらず、ところ構わず無茶苦茶に暴れまわったり、敵と認識した相手に容赦なく斬り掛かるなどの悪癖がある。
子供っぽい外見を非常に気にしているらしい。
浪志組には私兵を引き連れて参加し、各地の有力氏族との関係から強い政治力を持ち、当初からその発言力は大きなものがあった。「大神の変」以降は筆頭局長の地位に就いている。
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浪志組局長
真田悠(さなだ・ゆう)
[人間/男/24歳]
冥越生まれ。5歳の頃に集落がアヤカシに襲われて故郷を脱出。
北面の地方へ引き取られ、アヤカシに負けない力をと望み、剣術修行を始める。
10歳頃に神楽の都へ移って道場で剣術を学びはじめるが、この頃には単なる悪ガキ、ガキ大将で、近所の志体を集めては合戦ごっこを繰り返していた。10代後半頃(約5〜7年頃前)に師匠の後を継いで独立。神楽の都郊外に居を移して道場を開いた。
浪志組設立を聞いて道場を畳んで参加。発起人東堂俊一を首魁とする反乱事件「大神の変」においては事件解決に向けて積極的に行動。追放される東堂を見送った後、髪を落とした。現在は浪志組局長を担っている。
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封陣院分室長
狩野 柚子平(かのう ゆずひら)
[人間/男/24歳]
五行国が誇る国営研究機関『封陣院』分室の長。
陰陽四寮『玄武寮』の副寮長も兼任。大アヤカシ「生成姫」を封印した陰陽師達の子孫の一人でもある。五行東地域のアヤカシに精通し、生成姫に関する研究の第一人者。
普段は謎めいた言動が多く、アヤカシ研究や魔の森探索に明け暮れる日々を送る、究極のゴーイング・マイ・ウェイ。振り回されて悲惨な目にあった者は、開拓者含めて数知れない。
今回の合戦において五行国軍や開拓者たちに、生成姫配下のアヤカシに関する情報を提供する、オブザーバー(意見参考人)としての役割を担う。
渡鳥山脈に封印されている護大を解放するための勾玉を所持しており、現在は穂邑と共に現地へ赴いている。
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