諏訪氏頭領
諏訪顕実(スワ アキザネ)
[男/39歳]
丸レンズの眼鏡を着用した冴えない印象を与えるが参謀タイプで頭脳派。
頭の回転が早く様々な情報を瞬時に分析して理解するが、自分にとってそれが当たり前のことなので、その考えに至る経緯を説明するのが若干苦手。
世界情勢や陰殻の内情を常に把握しているが、特別なことがない限りは動かず傍観しているだけ。
むしろ自分から首を突っ込むのは面倒くさいから嫌というタイプ。
外面は良いが腹黒で、能力のない人間を嫌う傾向にある。
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北條氏頭領
北條・李遵(ホウジョウ・リシュン)
[女/20前半]
温厚で地味に見えるが、実は苛烈なまでの競争意識の持ち主であり、アヤカシに関しては降りかかる火の粉のようなものだと思っている。実力を重んじるが、運も非常に重要だと考えており、氏族の死者に関しても冷ややか。
手段は選ばず目的の為に血縁全てを葬ったとまで言われるシノビだが、それが事実なのか流言なのかは定かではない。情勢や事情に関しては我関せずを貫くものの、氏族にとって有益であると考えた場合は協力を惜しまない。
薬草や人体などの知識に詳しく、表情や感情を殺す術に長ける。強行手段も汚い手段も厭わない様は敵も多い。割と知識人。当人は戦闘を好み向けられる憎悪も、戦力になると考えている。当人を含め非常に鍛練は厳しい。
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慕容王側近「卍衆」
風魔弾正(ふうまだんじょう)
[獣人/女/24歳)]
慕容王の側近集団である「卍衆」のひとりで、慕容王の右腕と目されている人物。
出身はよく解っていないが、卍衆として登用された後はその能力を以って右腕となった。対外的には多くの卍衆と同様、あるいは慕容王がそうであったように経歴不詳であり、その本名も知られてはいない。
長い袖に腕を隠し長布で顔なども覆い、仮面をつけた不気味な容貌。
陰殻で最も優れたシノビの一角であることは疑いようがなく、その実力は慕容王に迫る。非常に冷静で、掟の運用や内治を任せてもその判断に理非誤りが認められたことは少ないが、一方で冷徹に過ぎるともいう。
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