巫女
穂邑
[人間/女/17歳]
石鏡出身。幼い頃から精霊と共鳴し国の為に精進して来たが、理穴からの使節団に案内役として加わった際に巻き込まれた事件で陰陽師に救われて以降、自らの平坦な生き方を放棄。真の意味で生きる為に開拓者となった。
巫女としての実力は一人前だが感情の起伏が大きく、表情豊か。根は素直で単純。落ち着いているように見えて世間知らず故の天然的言動多数。好奇心と自尊心がやや強い傾向に有り、何かあれば積極的に顔を出している。
やがて、生成姫の陰謀を巡る混乱の中で秘められた「神代」の力を目覚めさせた。
|
開拓者ギルド長
大伴定家(おおとものさだいえ)
[人間/男/70歳]
開拓者ギルドの総大将。
朝廷からギルドの管理役として遣わされたギルドの管理者の一人であり、立場上は各国国王とも対等である。
戦術はどちらかといえば堅実なものを好むが、開拓者たちが個性派揃いであることを鑑み、大幅な行動の自由を認可している。
かつては朝廷の三羽烏とも呼ばれた一人であり、本人曰く昔は相当のやり手でもあったらしいが、今はその面影はなく、戦闘能力はほぼ皆無である。
年の功か知識は豊富であり、いろいろ質問に答えてくれる。
|
天儀王朝現帝
武帝(ぶてい)
[人間/男/23歳]
天儀王朝の帝。
天儀における「帝」は朝廷における最高権力者。
本名は秘密とされ、普段人前に姿を現すことも殆ど無く、詳細な人柄などは伝えられていない。
呼び名は「武帝」を基本とし、一般的には「主上(しゅじょう)」「陛下」などと呼ばれる。
畏れ多い、という理由から本名は秘密とされている。
帝は精霊の代理人であり、代々「神代」を持って生まれ、天儀最高位の精霊の依り代となるといわれていた。
朝廷内部での祭事や儀式などは公表されておらず、一般人が容易に立ち入ることすら許されぬとあってか、その人となりは殆ど知られていない。
開拓者たちと共に御所にこっそり忍び込んだ朱真によると「いやなやつ」らしい。
|