シナリオ形態 | 合戦 |
難易度 | 様々 |
参加費 | 様々 |
参加人数 | 様々 |
報酬 |
12000文〜 |
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神代と桜紋事件 |
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敵 |
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OMC発注 |
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敵の奇襲や反撃を凌ぎ、東房のアヤカシ軍との決着戦に挑む開拓者。 一方、謎の一団にさらわれた穂邑は、大アヤカシ・黄泉の元にいた。 謎の女によって語られる真実は、あまりにも意外な内容で……? 脚本…村井朋靖 背景…六七質
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■【震嵐】ボイスドラマ第3回『震える心』 少年 アヤカシの反撃は、なんとか凌ぎました。 空からの奇襲を受けた稲郷(いなごう)平野の友軍はこれを退けましたし、 孝佐間ノ森(たかさまのもり)に残されていた敵は、撃滅できました。 北部に広がる魔の森へ攻撃する準備は、整っています。 征四郎 だが、羅刹童子が天輪王だけ狙ってくるとはな。 それに穂邑の身が心配だ。やはり神代を狙ってのことか。 ……どう思う? 少年 何を、ですか? 征四郎 神代の……いや、穂邑のことだ。単なる人質とも思えない。 おそらくは、何か狙いがあってのことだと思うんだが。 少年 なんでも、謎の人物が手引きしていたそうですけれど…… アヤカシと手を組んで、いったいどうしようというんでしょう? これまでもそういう人たちがいるにはいましたけれど、皆、最後には……(と言いよどむ) 征四郎 ああ。最後には、そのアヤカシに裏切られるだけだ。 だが、穂邑の存在価値をきちんと理解している人間が、それくらいのこと知らないはずがない。 少年 でしたら、なぜ? 征四郎 ……考えて答えが出る訳ではなさそうだ。 今は眼前の敵を討ち、穂邑を奪還するしかない。敵の真意を考えるのは、後にしよう。 少年 ということは、魔の森の奥まで行くしかありませんね。 僕も真実をこの目で確かめるため、このまま前へ進みます! 征四郎 ああ。俺は、主戦場を迂回して、黄泉の下へ直接向かう。 穂邑もおそらくはそこにいるはず。このままには、しておけない。 黄泉 これが神代の娘か。なるほど、いい眼だ。 内から鼓動の響きを感じるぞ、器というものをな。 謎の女 約束どおり、娘を引き渡そう。 その神代があれば、護大より新たな力を賜ることができる。 穂邑 くっ、あなたたちは何をしようというのですか。 黄泉は大アヤカシのはず。この上、主(あるじ)のない護大でいったい何を…… 謎の女 娘! 口を慎め! 大アヤカシは、護大の主ではない。 護大こそがアヤカシの、いや、すべての主(あるじ)である。 神代ごときの力で、思い上がるでないぞ。 穂邑 いったい、どういう…… 黄泉 ばかばかしい。フン……勘違いするな。 私とて、護大などを主(あるじ)として仰ぐつもりなど毛頭ない。 すべてを喰らい、虚無に至るのが、私の生だ。 謎の女 ……フン。 黄泉 どうした、気分を害したか。 神代の娘を突き返してやってもいいのだぞ。 自分たちだけでやれるというのなら、やってみせるがいい。 謎の女 ……構わぬ。口が過ぎた。 黄泉 ならば、黙っていろ。貴様もだ。神代の娘。 もっとも、今に、絶望で口も開けぬようになろうがな。 穂邑 あなたが確信する未来と、私が想像する未来。 そのどちらに向かうかは、まだ決まってません。 だから、絶望はしません。みんなの力でここまで来たんです。 私一人の力をあなたのものにしたって、私たちの足を止められはしません! 黄泉 好きに考えろ。 黄泉 今のうちに覚悟を決めておけ。 娘よ、神代の力、貰い受けるぞ。 脚本…村井朋靖 |