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【希儀】懸崖の神々
<第一回>   <第二回>


【地図拡大版はこちら!】


▼現在の戦況&行動のヒント(11月21日更新) 
 遂に発見された大樹「ヘカトンケイレス」は幹の直径が一キロメートルではすまないほど巨大なものでした。
 これまでの調査によって、ヘカトンケイレス最深部には大アヤカシか何かと思しき「アザトッホニウス」が封じられている、との情報もあり、これを放置する訳にはいきません。アルテナより託された矢「テロスマキア」を携えて内部に突入し、これを討ち果たします。
 また、かなりの土地が明らかにされた希儀ですが、それでもまだその全てが明らかになった訳ではなく、最後の総仕上げに取り掛からなければなりませんし、祭壇の調査にも取り掛かる必要があるでしょう。
 前回の各選択肢における結果概要は【各軍の動き】からも簡単に参照いただけます。

 今回の大規模作戦は探検や調査系の選択肢が多数あります。
 こうした選択肢では、解らないからこそ探検、調査に赴くのである以上、確実な事前情報が少なく、どういった行動を取るべきか悩みがちです。
 前回の調査結果や情報を頼りに仮説や推測を立て、目標を持って行動すると大きな結果が残せかもしれません。もちろん、行き当たりばったり気ままに探検するのも楽しみ方の一つでしょう。

▼現在の戦況(11月20日更新)


ギルド職員
翠嵐
(iz0044)

 各地で探索を展開したことにより、希儀地図が更新されました。
 地図拡大版からより詳細に、これまでの探索ルートと各地での出来事を閲覧することができます。
 北部領域では西に直進して海岸と要塞跡に到着し、途中に簡易宿営所として「飛燕」を設置しました。東部領域南の山岳地ではアヤカシの拠点を攻撃しこれらを撃退。海上航路でもヒュドラ=レガドゥスと遭遇しますが、こちらは一旦後退しました。
 明向周辺では、引き続き資料の調査によって新たな発見がなされた他、山頂祭壇を探っての探索を展開。
 中央方面の調査では、都市の廃墟などを発見した他、遂に大樹「ヘカトンケイレス」の発見に成功しています。
 前回の各選択肢における結果は【各選択肢での動き】からも簡単に参照いただけます他、リプレイ形式で【第二回報告書】が公開されています。


■周辺の様子
・各地の天候
 秋口の肌寒さは少々感じるものの、希儀は比較的温暖で、かつ雨量は少なく乾燥気味です。現在も、各地域は総じて晴天が続いています。

・地域区分について
 現在、希儀は大まかに三領域に分割されており、それぞれ、宿営地明向の位置する「東部領域」、山脈で繋がる最も広大な「北部領域」、南西に河で区切られた「南部領域」で暫定的に区分されています。

・名について
 開拓者ギルドは、名無しのままでは不便であることから、各地の命名について引き続き検討中です。
 今回は新たに銀狐の巣を「銀稲荷(しろがね−)」、ケモノの森を「雲上」、中央海の「希望海岸」などが取り入れられています。




開拓者ギルド長
大伴 定家
(iz0038)

 誤解があるようゆえ、合戦での貸与との違いについて、この場に記しておこう。
 飛空船の販売と合戦での貸与は別途に立てられておる。
 よって、起動宝珠を買わずともこれまで通り合戦で飛空船を借りることができる。ただ、船は一時貸し出しゆえ自由にならぬし、必ず借りられるとは限らぬのもこれまで通りじゃ。
 海上快速船の宝珠が店に無いのは、「貸し出しのみで売っておらぬ」故であるな。

 なお、自分で飛空船を使用する場合、起動宝珠はアクセサリにきちんと装備するよう頼むぞ。



◆タグについて

【タグについて】
【小隊タグ】
【自由行動】


 各選択肢の行動や作戦には、タグが設定されています。
 タグは【○○】という形で、プレイングの先頭に書き込んで下さい。
 なお、タグを設定する際に”「○○」”や”○○】”といったような書き方をしたり、先頭以外に配置したりしますとタグとして認識されなくなります。
 強制ではありませんが、執筆マスターの負担軽減のため、ぜひともご協力をお願いします。
 ※設定されているタグ以外の行動を取る場合、タグは不要です。

▼各選択肢
希儀最西端中央地中海希儀解明大樹突入大樹最深部
◆小隊タグ

【快速小型船】
【装甲小型船】
【小型輸送船】
【中型船】
【海上快速船】



【飛空船について】
 今回も万屋より貸与される武装船を利用することができます。
 大規模合戦で貸し出されるのは、【快速小型船】・【装甲小型船】・【小型輸送船】・【中型船】・【海上快速船】の5種になります。詳細については、コラムの『飛空船〜船、貸します〜』をご参照ください。


【飛空船貸与条件】
 必ず借りられるとは限らず、あまりに無謀な使用目的があったり、あるいは少人数で独占してしまうことは認められないでしょう。
 また、多数の申請が集中した場合も、同乗や分乗して調整したり、定員オーバーで一部却下になる可能性があります。
 申請の際は船と出撃先の地形について合致しているかご注意ください。

 ※このタグは、小隊プレイング部分にしか記入できません。
◆自由行動



 開拓者には大きな自由裁量が与えられており、各選択肢やタグに無い、大きく逸脱した行動を取ることももちろん可能です。
 そうした自由行動を取る場合は、できる限り目的に近い選択肢を選びながら【自由】タグを記してプレイングを作成ください。
 ただし、ある程度の事前情報を元に準備されている選択肢やタグとは違い、自由行動は自分で目的を持ち、準備や行動を整えねばなりません。安定した結果を見込めるものではなく、誰も気付かなかった動きで大きな影響を与えることもあれば、全く無意味な行動で何ら得ることなく終るかもしれません。
 たいへん難易度が高いことはご了承の上で挑んでください。

●希儀最西端

難易度
★★★☆☆



 要塞跡南に広がる大渓谷を抜け、南西へと向かい、希儀最西端を目指して総仕上げに取り掛かります。
 大渓谷からは若干の瘴気が流れてきており、その先にはヘカトンケイレスがあると目されていることからも、おそらくは大渓谷に瘴気が滞留しており、少なからずアヤカシが活動しているものと思われます。まずはこの大渓谷を突破しなければなりません。
 その後は大樹へは向かわず、あくまで希儀の最西端を目指します。飛空船を利用する場合は、予め渓谷を通過せず山脈を西に越える手もあるでしょう。
 また、現地で何らかの発見があれば、同地の調査も行います。海峡を確認できればこの地中海の全容が明らかとなりますし、こちらにも、まだ何らかの遺跡が発見されるかもしれません。
 最西端は到着者に岬を命名する栄誉が与えられますが、もしかすると、意外な場所が最西端に当たるかもしれません。  以上、これらをもって長期に渡って展開してきた希儀探索の総仕上げを行うのです。

○「希儀最西端」選択肢タグ
【渓谷】南へと陸路を進み、渓谷のアヤカシを駆逐します。
【調査】西南方角へ抜けたのち、現地の調査を行います。
【西】希儀の最西端を目指して疾駆します。
※最西端命名権は後から行使可能であり、プレイングに盛り込む必要はありません。
●中央地中海

難易度
★★★★☆
<注意>
<空海限定>



 前回海上にて衝突した上級アヤカシ「ヒュドラ=レガドゥス」を倒さねば、この地中海域の航路の安全は確保されません。
 ヒュドラ=レガドゥスは多数のヒュドラや海蛇タイプの部下を抱え、濃霧に紛れて現れます。敵としてのヒュドラ系は、水、氷などの心属性攻撃を多数操り、自己再生、自己回復能力を持つタフなアヤカシが中心であり、これらに備えて作戦を組み立てる必要があります。
 当のレガドゥス自身は、多数の首は飲み込む全てを消滅させる巨大な口を持ち、その異常な再生能力はまさしく不死身と呼べるアヤカシですが、必ずや何らかの弱点を持つ筈です。そのヒントは必ずや例の日記と、前回の戦闘結果から得られるでしょう。
 作戦は主に海上であるため、飛空船や各種騎乗系相棒などの空と海での活動に適した移動手段が欠かせません。
 ヒュドラ=レガドゥスとその配下を撃破し、地中海の安全を確保してください。

○「中央地中海」選択肢タグ
【九枝蛇】上級アヤカシ「ヒュドラ=レガドゥス」を撃破します。
【海戦】配下のヒュドラ及び各種アヤカシを撃破します。
●希儀解明

難易度
?????
<不明>



 希儀の抱える秘密と謎の真実に迫ります。
 第一には山頂に発見された謎の祭壇を調査すること。
 山頂に発見された祭壇と周辺施設は、おそらくアルテナが見せた幻影にあった祭壇でしょう。これまでの調査から、ここへ飛空船で接近すると出力低下に見舞われること、それ以外の小型宝珠にも若干の影響があること、相棒が本能的に接近を嫌がることなどから、自らの足で向かうしかないでしょう。
 すぐ近くには鷲獅鳥の巣や縄張りが位置しており、危険とも無縁ではなく、これへの対処も最低限必要となるでしょう。
 第二には、大樹「ヘカトンケイレス」を始めとする希儀の秘密を解き明かすことです。これまで得られた資料から立てられてきた大まかな推測についても、実証作業と共に、得られた断片的な情報を繋ぎ合わせて答えを下さねばなりません。例えそれが正しいものではなくとも、です。全てを明らかにしてくれるような、明快な真実など存在しないのですから。

○「希儀解明」選択肢タグ
【祭壇】陸路で山頂へ向かい、祭壇を調査します。
【鷲獅鳥】山岳の安全確保のため、鷲獅鳥に対処します。
【歴史】資料の最終精査を行うと共に研究の答えを出します。
●大樹突入

難易度
★★★★☆
<注意>



 遂に発見された大樹「ヘカトンケイレス」内部へと突入します。
 ヘカトンケイレスは直径1km以上もの巨大な幹を持ち、石造りの出入口が発見はされましたが、内部の詳細は未だ不明のままです。しかし、これまでの情報や経験を統合するに、内部にアヤカシが巣食っているであろうことは間違いありません。
 この選択肢では、最深部に封ぜられていると言われる「アザトッホニウス」を探し出すため、内部を探索し、各種アヤカシを撃破して後続部隊の露払いを行います。また、最深部に突入する開拓者たちでは難しい、調査活動もこちらの選択肢を中心に行います。
 またおそらくは、前回南部アヤカシ討伐にて敗走せしめたイルオーンはこちらに逃げ込んでいるものと思われます。どのタイミングで遭遇することになるかは不明ですが、前回の交戦経験を活かして準備を整えておくのが良いでしょう。
 なお、この選択肢では最深部突入班が内部で遭難したり敵に退路を断たれたりせぬよう、復路の確保も重要となります。

○「大樹突入」選択肢タグ
【探索】大樹へ突入して内部を探索、調査します。
【百目】上級アヤカシ「イルオーン」を撃破します。
【確保】最深部へ至る往路、及び突入班の退路を確保します。
●大樹最深部

難易度
★★★★★
<危険>



 選択肢「大樹突入」に続き、大樹「ヘカトンケイレス」の最深部を目指します。
 重要な点はふたつ。ひとつは上級アヤカシ「アゾォーデム」の撃破。そして第二に最深部に封ぜられていると言われる「アザトッホニウス」への対処です。これまでの情報やアルテナの見せたイメージから、テロスマキアと呼ばれるこの矢が重要な鍵を握るであろうことは間違いありません。
 なお、アゾォーデムに対しては弱点と推察される「キビシス」をグライアイらから入手することに失敗したため、これを利用することは難しく、正面から戦ってこれを撃破せざるをえないでしょう。
 アザトッホニウスについては不確定要素が多く、十分な準備をして挑まねばなりません。クリュメノウスの名も出ていますがこちらは詳細不明で、しかし、少なくともテロスマキアと呼ばれる矢にはアザトッホニウスを滅する力がある、とされています。
 全ては最深部へと突入する開拓者たちに託されました。

○「大樹最深部」選択肢タグ
【蛇】上級アヤカシ「アゾォーデム」と交戦します。
【最深部】最深部に辿り着いた後の行動を中心とします。
【矢】テロスマキアを扱う行動全般についてのタグです。



■開拓者ギルド
開拓船団本隊(総数400)

 指揮官大伴定家。各種物資と兵員多数と共に到着する。
 探索済み領域を確保するための兵員と拠点設営資材が中心。
 上陸を済ませ次第、順次各地へと展開中。
先遣隊【灯架】(総数150)

 理穴と武天の戦力を中心とする開拓船団の先遣隊。
 希儀最初の上陸地点である【明向】周辺を確保している。
 指揮官儀弐重音。戦力としても多数の飛空船を有する。
万屋商店(総数50)

 商ルート開拓のため、同業他社に先んじて現地入り。
 戦闘要員は極僅かで殆どは商人と店員、従業員である。
 多数の輸送船を抱え、ギルドより補給も請け負っている。
後続別働隊(総数150)

 朱藩を中心とする別働隊。指揮官興志宗末。
 現地での精霊門開放と風信術機設置用資材を積載。
 南部別働隊との合流を果たし、現地で活動中。

■アヤカシ群
ヘカトンケイレス内部(総数500〜700前後?)

 ヘカトンケイレス内部に巣食っているアヤカシの群れ。
 全容が解明された訳ではなく、この数は大まかな推察である。
 大樹周辺での戦闘では上級アヤカシ「アゾォーデム」他、
 多数の蛇アヤカシと刃を交えることとなった。

・上級アヤカシ「アゾォーデム」
 大蛇「オンヘッツ」
 大蛇「エアールエ」
 上級アヤカシ「イルオーン」
 ???×50/大怪蛇×80/シアナスネーク×100/アヤカシヘビ×200

大渓谷アヤカシ群(総数約200〜300?)

 西の大渓谷に潜んでいると思しきアヤカシの群れ。
 目だった指揮官は無く中〜下級アヤカシが中心。
 統率は取れていないが、視界が悪く奇襲に注意。

 キマイラ×20/サイクロプス×10/カプリコン×10
 シアナスネーク×40/
 ハーピー×40/オーク×50
ヒュドラの海(総数約200?)

 ヒュドラ=レガドゥス配下の水棲アヤカシ。
 海での戦いを得意とし、空からの攻撃にも備える。
 主力が濃霧に紛れて出現する傾向がある。

 上級アヤカシ「ヒュドラ=レガドゥス」
 小雷蛇×30/大怪蛇×40/ヒュドラ×50/レモラ×70
鷲獅鳥の群れ(総数約300?)

 祭壇のある山頂付近に縄張りを持つ鷲獅鳥の群れ。
 鷲獅鳥がこれだけの群れを構成することは珍しく、
 強力な長に率いられていると見られる。

テウメッサ(総数不明)

 北部に広大な縄張りを持つ野狐らの王たる霊獣。
 野狐には「銀狐」や「黒狐」をはじめ多数の種類がいる。
 銀稲荷が銀狐の巣となっている他、各地に出現する。
 各種連動依頼にて対処中。
戦狼の群れ(総数不明)

 ケモノの森を中心に生息する戦狼たち。
 率いる長がいる筈であるが、詳細はよく解っていない。
 比較的少数精鋭で、多くは物理戦闘を得意とする。
 縄張りに手を出さなければさほど遠征はしないようだ。




第2回行動入力 各選択肢での動き(11月20日更新)

▼南部アヤカシ討伐
・難易度★★★★☆
 開拓者たちはアヤカシの先手を打ち、山中に篭るアヤカシの拠点を探索。山中各地の砦と関の連携を断ち切り、これらを攻撃。激しい反撃を受けながらも作戦で勝利を収め、イルオーンをはじめとするアヤカシ群を追い払うことに成功しました。

▼北部大草原
・難易度★★★☆☆
 東より出発した開拓者たちは、その途中、自分たちの手で宿営地「飛燕」を建設しながらただひたすら西を目指し、その途中で様々なケモノとも遭遇。西へと進んだ彼らは、最終的に西側で海岸に到達し、一方では渓谷を前に要塞跡を発見しました。

▼中央方面
・難易度★★☆☆☆
 中央方面では調査活動が中心となり、森の中と海岸線といった二つの経路を進みました。森の中には多数の狼系ケモノが潜んでおり、海岸側では入り江や奇妙な古代都市、そして遂には大樹「ヘカトンケイレス」を発見することに成功しましたが、アゾォーデムの出現に一時退却を余儀なくされました。

▼海上航路
・難易度★★★★☆ <注意><空陸両面展開>
 空陸より西へと進む飛空船団は、濃霧の中でヒュドラ=レガドゥスと遭遇。開拓者に対する探知能力と無限に再生するその能力を前に一度後退せざるをえませんでした。一方、未だ稼動を続ける幽霊灯台には、ヒュドラに関する資料や日誌が残されていました。

▼宿営地明向
・難易度????? <不明>
 同地には様々な目的を持った開拓者たちが集まりました。彼らはギルドの作業を支援し、あるいは料理や娯楽を提供し、開拓者向けの現地瓦版なども作成します。また、山頂にあると思しき「何か」を求め、周囲を周回して宝珠に対する影響範囲を調べつつ、山頂で神殿を発見しました。
 そして、引き続き資料精査によって、大樹に対する奇妙な考察も得られたのです。





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