開拓者ギルド長
大伴定家(おおとものさだいえ)
[人間/男/70歳]
開拓者ギルドの総大将。
朝廷からギルドの管理役として遣わされたギルドの管理者の一人であり、立場上は各国国王とも対等である。
戦術はどちらかといえば堅実なものを好むが、開拓者たちが個性派揃いであることを鑑み、大幅な行動の自由を認可している。
かつては朝廷の三羽烏とも呼ばれた一人であり、本人曰く昔は相当のやり手でもあったらしいが、今はその面影はなく、戦闘能力はほぼ皆無である。
年の功か知識は豊富であり、いろいろ質問に答えてくれる。
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開拓者
ゼロ(ぜろ)
[人間/男/24歳]
性格は単純で直情的。よく言えば大胆、悪く言えば大雑把で細かい事や面倒事を嫌う。
気に入った相手は無条件に信用するが、肝心の人を見る目に難アリ。騙される事も多いが、後を引きずらない、竹を割ったような性格。
本名は天見基近。武天の豪族、天見一族の次男坊だったが、当主である父がアヤカシの襲撃で落命。後任争いを嫌って出奔し、身分も名も捨てて神楽へ住み着く。宝珠製の朱刀が、過去との唯一の繋がり。
現在は12人の子供を引き取った上に双子の子供に囲まれている。
報酬さえ払えばどんな危険な任務でも達成するつわものとして各地で重宝されており、今回は理穴方面からの北上部隊に加わっている。
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開拓者
天元 征四郎(テンゲン セイシロウ)
[人間/男/20歳]
朱藩国、天元流道場の嫡男として出生し、十五の時に御前試合にて一躍名を上げる。
無断で家を出た事で一時は勘当同然の扱いになるが、父と次男の死を切っ掛けに解除され、今は天元流の正式な跡取りとなった。
現在は道場を神楽の都に移し、兄弟と共に道場再建に全力を注いでいる。
幼い頃から父親の元で剣術一筋に鍛えこまれていたため、世間は余り知らない。
性格は無愛想、不器用。基本的に最低限のことだけを話す。
他人からは厳格で冷徹だと思われているが、本人はそのつもりはなく、ただ仏頂面なだけであったが、先の騒動を切っ掛けに人との付き合い方を学び、都に来た当初よりも人当たりが良くなった。
実年齢は二十歳になるも、平均して低い身長に不満を抱いている。
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