開拓の歴史にその名を刻め! キャラクター登録受付中!

WTRPGシリーズ一覧

DTSご利用規約
t-onご利用規約
無料ユーザー登録
無料キャラクター登録
TOPへ戻る
初めての方へ
<天儀の文化>

開拓計画が発令される以前の天儀は、アヤカシの侵略を前に毎年石高(食料生産量)が減少する有様であり、
氏族社会の閉塞性そのままに、文化レベルにおいて特筆すべき進歩は殆ど見られなかったが、
第1回大規模開拓計画の結果によって外国と国交を持つに到り、
文化体型は大きく変化を遂げることになる。下記の記述は天儀的1009年4月時点での一般的な文化であるが、
今後の行動によって大きく変わる可能性がある。


<文化レベル>
●衣服
全体的には、腕が入る裾をつけた一枚布を
身体の前面で帯などで纏める服が多数を占めていますが、
昨今泰国、ジルベリアなどと接点ができたことで、徐々に中国テイスト、
ヨーロッパテイストの衣服も入ってきています。

ボタンの概念も既にありますが、ファスナーはまだありません。
デザインは徐々に洗練されてきており、特に新しいものを好む開拓者は
過去数百年単位で起こっていた衣服の変化が数ヶ月で起こるほどの目覚しい変化が発生しています。

寒い地方では、毛皮などを使った、暖かい衣服が好まれる傾向があります。
透明水晶を利用したゴーグル、眼鏡なども、昨今の航空需要の高まりから、
高級品としてですが開発が開始されました。

尚、服装に関するガイドラインについては主にWTRPGのゲーム上で扱う事項であり、 自由設定申請時には基準として扱われますが、OMCイラストにおいてはあくまでイメージであり、 必ずしもガイドラインに沿ったイラストが納品されるとはかぎりません。
●農業事業
天儀は主食としていた米文化で成り立っていたため、米作が中心ですが、
昨今のアヤカシの襲来により作付け面積が減少の一途を辿っていることから、
ジルベリアから伝えられた麦を中心とした穀物地帯が徐々に形成されていっています。
稲は苗作が既に技術として伝わっており、安定した生産を行なうことができます。
寒冷地は土地が痩せている場合が多いので、休耕田を4ヶ月設ける、三圃式農業が主軸です。

●交通機関、移動手段、通信手段

大型飛空船  :
速度:◎ 運搬量:○ コスト:× 小回り:×
概要:国家プロジェクトや島と島を結ぶ定期便など、
比較的大規模なプロジェクトにおいて運用される飛空船です。
多数の動力と宝珠を備えており、大ぶりながらその速度は他を圧倒します。
しかし、運用コストや着陸場所には常に困り、一度着陸すると
次の離陸までに時間がかかってしまうことも問題点です。
小型飛空船  :
速度:○ 運搬量:△ コスト:△ 小回り:△
概要:個人あるいは小集団単位でも保持できる小型の飛空船です。
基本的に人間が10人乗ったら飛べない程度の動力しか持ち合わせておらず、
昨今改良されてきているとはいえ、風の気分次第で進路が変わってしまうことがあるなど、
コスト面及び運用面に問題があることは事実である。
しかしながら地形を無視できるその性能は尊ばれており、高速長距離運搬業などに利用される。

グライダー :
速度:× 運搬量:× コスト:○ 小回り:◎
概要:飛空船に付属されていることが多い、グライダー。
軽量であり、また短時間の戦闘を主としているので、速度も出ず、
積荷の量も少ないが、龍よりも手軽に利用できる安全な交通手段として、
主に超短距離の書類輸送や、飛空船が着陸できないなどに利用されている。
    :
速度:○ 運搬量:× コスト:△ 小回り:◎
概要:宝珠が開発される迄は最速にして唯一の航空交通手段であり、
悪路であっても無視して航行できる利便性は重宝されていた。
だが運搬量としては絶望的に少なく、書類関連程度しか運べないことや、
時勢が時勢であるため、どこの国家も龍を囲いこもうと躍起になっていることから、
成長した龍などは高値で取引される場合も多い。
もふらさま :
速度:△ 運搬量:◎ コスト:◎ 小回り:○
概要:天儀において神のつかいと称されるもふらだが、
外見の通り速度はゆっくりとしているものの、
意外に力持ちであり、荷車と繋げば多くの荷物を運ぶことができる。
食料も雑食でなんでも食べるので、農耕用としても重宝されている。
急がない旅や、重い物を運ぶ際には利用される。
    :
速度:○ 運搬量:○ コスト:○ 小回り:○
概要:激動の時代を生きる天儀において、馬は龍と並んで貴重品であるが、
龍に比べれば育成が容易であることと、気性が大人しいことから、
荷車をつける、つけないに関わらず、積極的に利用されている。
もっともバランスの取れた運搬手段ではあるが、
安定した陸路でなければその真価を発揮できないことから主に都市間輸送などに使われることが多い。

翔馬    :
速度:◎ 運搬量:◎ コスト:不明 小回り:◎
天儀王朝が保持する天馬です。
高速飛空船と同等の速度を出すことができ、運搬量も(積載できれば)
いかなる重量であっても難なく運ぶことができるという代物であり、
天儀王朝の象徴的存在となっています。
ですが生息数は片手の指で数えられるほどしかいないといわれ、
重要な国家伝令に伝われるのみとなっています。

風信術    :
速度:◎
風の精霊の力を専用の巨大機械によって増幅させ、伝える技術です。
精霊力が乱れていると使えないことや、全長30mほどもある巨大機械を設置しなければならない
他からの盗聴に弱いという制約条件はありますが、ほぼリアルタイムに情報を伝達することができます。
余り重要でない伝令や、極端に速度を重視する伝令に使用されます。

精霊門    :
速度:◎ 運搬量:◎ コスト:× 小回り:×
天儀王朝に属する高位の巫女、神官が管理している移動手段であり、
各国にひとつと開拓者ギルドに設置されている。
使用には開拓者ギルド及び各国長の許可が必要であり、依頼以外での使用は原則許可されていない。
毎夜24:00頃門が開き、門の中に入ると対象者は光に包まれ、任意の門へ瞬間的に移動する。

●産業
天儀における商業システムは通信手段の発展や、
昨今の結界外世界との通称によって、それまでの「氏族・邑」をひとつの集合体とした、
文化単位の取引から、需要と供給を基調とする取引へと、大きく変貌を遂げようとしている。

紙と筆記用具
天儀においては樹木の板に直接文字を書くことが一般的であったが、第一次開拓時代によって、
泰国と国交を持ったことにより、植物の繊維を組み合わせた紙が伝来し、
用途の利便性から、多く利用されている。

加工業
天儀において、宝珠の加工は新興豪族の代表格と目されるほど、大きな勢力をしめてきている。
加工技術は天儀王朝に独占されているが、昨今の情勢から、僅かに民間にも伝播してきている。
加工の成否は個人の腕によるところが非常に大きく、
腕の良い加工職人は国から直接抱え挙げられ、領地を与えられることすら存在する。

家、建築
温暖な気候の多い天儀においては、既に棟梁をもとにした
町屋建築は始まっており(日本でいう江戸時代)、
平屋を中心に都市部は軒をつらねることが多い。
一方で宝珠を利用し、柱を強固とすることで、居住空間をある程度確保した上での複数階建ての
建造物も登場しており、都市の土地不足に一定の答えをだせるのではないかと期待されている。

●宗教
天儀における宗教とは、精霊信仰の中に拠るものが多い。
人々は自然にあるあらゆるものに精霊が宿っているとし、
精霊の言霊を感じ、その力を引き出すことでその力を発現することができる。
誰も精霊と話したことはないし、『精霊』という存在も自然の中から
人々が想像したものに過ぎないが、魔法や忍術、砲術、あるいは開拓者と呼ばれる存在が身近になった昨今、
こうした精霊という存在も人々にとって身近となり、宗教は技術体系の一環として人々に取り入れられている。

天儀日照宗(巫女・志士・砲術士)
天儀日照宗とは、天儀王朝が公式に推奨している
精霊の思考体型(敢えてこう表現する)であり、精霊の力を借り、
その力を表に発現させることでいわゆる「奇跡」を起こそうという考えの力である。
自らの力を精霊に対して下位の存在であると認め、
精霊の力を借りることで生きていこうという思考の持ち方である。
(そしてその考え方は精霊の代弁者である天儀にとって都合がいい)
教えられるものは術、あるいは魔法、奇跡と称され、
雨を降らしたり、風を起こしたり、武器を強化したりといった外的要因を変化させるものが多い。

天儀天輪宗(僧侶・泰拳士)
天儀天輪宗とは、比較的新規に隆盛してきた精霊の思考体型である。
その考えは自らを精霊のパートナー、あるいは上位概念と捉え、
精霊のちからを身体に宿すことで、その力を身体に発現させようとするものである。
宗教というくくりでいえば、崇拝するものはあくまで「上位の技術」あるいは
それを保持している師匠であり、精霊(及び王朝)に関する信仰心は比較的薄い。
教えられる技術は、身体を一時的に強化したり、強烈な一撃を叩き込むようなものが多い。

氏族、無宗教(シノビ・サムライ)
純粋に技術体系として精霊を使用する考え。
彼らにとってみれば精霊の力を借りているという考えはなく、
技術を我流あるいは教えられて習得し、その力を自らあるいは氏族のために使用しようとしている。
技術体系は秘伝書あるいは目で盗むものとして伝えられ、あまり効率的には伝播しない。
発現される効果はさまざまであるが、個人の才覚に拠るものが大きいともいえる。

アヤカシ(陰陽師)
技術体系として、精霊ではなくアヤカシの力を借りようとする考え。
変わり者である陰陽師にとってみれば姿を見ることができない精霊よりも、
実際に姿を出現させることができるアヤカシの方がよほど魅力的であり、積極的に近付いてみたい存在であった。
アヤカシの力を発現させ、自らの力とすることを中心とする。
教えられる技術は召還術、肉体強化系統のものが多い。

皇帝崇拝(アーマーナイト)
皇帝こそが絶対的な主であり、
起こるすべての奇跡も皇帝の力に拠るという考え。
本当にそう考えている者は少ないだろうが、
技術体系はすべて国家に管理されており、国家から修練を許可されなければ学ぶこともできない。
修練の伝播は極めてスムーズに行なわれるが、どれも画一化されており、
面白い技術というものは生まれにくい。
‥‥戦いにおいて面白いというものにいくばくかの価値があるのかは別であるが。

<天儀データ>

●大陸の総人口数
大陸の広さ
天儀本島 :直径3500km程度(スペイン→ロシア、東京→南京程度)
泰国   :直径280km程度(四国の直径)
ジルベリア:直径450km程度(北海道の直径)

大陸の人口数 天儀:2800万人 (6国合計)
       他儀:390万人 (泰、ジルベリア両国合計)

首都の文化レベルと首都に存在する人口
首都の人口:240万人〜350万人程度(文化圏すべてあわせて)
都単体であれば70〜100万人程度
当サイトに掲載されている文章及び画像の無断複写、転載等の利用・使用はお断りします。
©CrowdGate Co.,Ltd All Rights Reserved.