<天儀の生物>
天儀の世界に生きる生物の種類は未だにすべては解明されていない。
これは未だ発見されていない新大陸はもちろん、未開の地が未だに存在することは
もちろん理由のひとつに分類されるが、もふらのような精霊力から生まれる生物は、
数十年に一度程度の頻度ではあるが新生物をつくりだしており、侵食と拡大を続ける魔の森の影響下で、
これまでと違った生態の生物が生まれることもある。
したがってこの世界に存在するすべての生物について説明することは現実的ではないため、
この項では開拓者と共に行動することが多い性別の種別について説明していく。
<朋友>
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●朋友とは
朋友とは、天儀に生活する生物を開拓者ギルドなどで飼育・教育し、
一定の水準まで人に懐くようになったもののことを指す。
基本的に天儀で生きる生物は
「生体」及び「精霊・召還」の2種類に分類され、それぞれ以下のような特徴を持つ。
朋友の生態においての分類
・生体
開拓者と同じように両親から出産行為によって生まれた生命体のことを指します。
卵から生まれたものも胎児として生まれたもの、
あるいは細胞分裂によって発生したものもこの分類に含まれます。
生体系の朋友は手に入れやすく、また成長の促進も早いですが、
成長限界が近く、また死亡した場合でも復活することはできません。
・精霊・召還>
出産がおこなわれず、精霊力によって形成された朋友のことを指します。
基本的に精霊力の昂ぶりに伴い、ある日突然この世界に現われます。
また、陰陽師が永続の効果をもって生み出したアヤカシこの分類に含まれます。
精霊系・召還系の朋友は手に入れにくく、また成長も比較的遅いですが、
成長限界が遅く、死亡した場合でも一定期間で復活します。(ペナルティーがあります)
成長限界について
朋友は開拓者と共に戦う相棒的な存在であり、
その能力も体躯の大きさや精霊力の加護の影響で開拓者に匹敵することもありますが、
志体を持つ開拓者と比べると、成長はゆるやかであり、成長限界(上限レベル)が早く訪れます。
成長限界に達した朋友は基本的に経験点を入手してもそれ以上成長することはありません。
もし成長限界を超えて、新たなる能力を手に入れようとする場合、
上限レベルまで達した朋友は育成によって上位概念に生まれ変わらなければなりません。
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●朋友の分類
前述のとおり、基本的に天儀に生きる生物は開拓者を含めて
『生命体』か『非生命体(アヤカシ・精霊)』に分類されますが、
朋友については開拓者側の用途によって、以下の3種類に分類されています。
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騎乗系朋友 :
龍や馬など、主な用途として開拓者が騎乗し、
移動の手段とすることができる朋友のことを指します。
基本的に開拓者の騎乗を前提としており、単独の状態では待機しています。
騎乗系は一定距離の移動に対して行動力を消費しない「移動」というステータスを保持しています。
開拓者は行動力のすべてを他の行動に使用できる上に、
朋友の回避値で回避行動をおこなったり、
普段移動できない地形などを移動することが可能です。
また、朋友も僅かですが行動力を保持しており、開拓者の補助をおこなうことができます。
戦闘能力は若干弱めですが、
装備や育成によっては戦闘でも役にたつことがあるでしょう。
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自立系 :
陰陽師が召還した式の内永続的に動くものや、
ケモノなどの猛獣、もふらなどの精霊体、開拓者が騎乗できない小動物など、
開拓者の指示にしたがって動く朋友のことを指します。
朋友は開拓者と同じように能力値を持ち、
開拓者の指示によってさまざまな行動をとります。
戦闘能力は開拓者よりも低めですが、
人間並の知能レベルをもっているものや、
成長した朋友の中には術を使えるものも存在します。
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同体系 :
「非生体(精霊・召還)」のみに存在するタイプであり、
開拓者が出現の意思を持っている時のみ能力を発現する朋友である。
基本的にふだんから存在はしているが、
符におさめられているか、能力の発現されていない状態でおり、
主である開拓者の意思を介さずには能力を発揮することはできない。
また行動する際には開拓者が常に詠唱をおこなう必要があるか、
あるいは開拓者と同一化され、ともに行動をおこなう。
いずれにせよ行動できるのは1体のみとなる。
行動するたびに練力を必要とし、
開拓者を伴わない朋友単体ではほぼ戦闘能力は持ちませんが、
時に開拓者を凌駕する能力を発揮することができます。
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朋友の行動
通常行動と困難行動 :
朋友とは野生のケモノやアヤカシとしての式ではなく、
主の命令を忠実にきくように教育がなされています。
所持された時点で開拓者と精神的関係が結ばれており、
基本的に困難なく達成可能な命令(通常行動)であれば、
朋友は拒否することなくおこなってくれます。
通常行動の基準とは
「危険性がなく・常に飼い主が近くにおり・
命令が下されてから3分以内に完遂し、飼い主の場所(スクエア)に戻ってこれる行動」
のことを指します。逆にアヤカシに対して攻撃を仕掛ける場合や、遠くはなれた町まで荷物を届けるなど
上記に該当しないことは困難行動として認識されます。
困難行動
通常行動に該当されない行動は困難行動として認識され、
命令するためには絆値を消費する必要があります。
消費する絆値の値は、危険性があり、達成までに時間を有し、飼い主から離れるほど大きくなります。
戦闘上では、敵の強さやその時の危機的状況に応じて、1ターンにおいて1〜10程度、絆を消費します
もし絆値が足りない場合、朋友は50%の確率で命令を聞かず、その場に待機します。
朋友に命令できること
朋友と開拓者は基本的に意識レベルで繋がっており、言葉を交わさなくともある程度の意思共有ができますが、
基本的に意思伝達は朋友の知識レベルによって違います。
虫:直進、戻れ、攻撃、守れ など、ワンフレーズの命令しか下せません。
獣:ジグザグに進む、○○を取って来い、爪で攻撃 など、ツーフレーズの命令が下せます。
猿:樹木を伝ってジグザグに進む、○○を暗くなったら取って来い、爪で頭を狙って攻撃 など、スリーフレーズまで命令を下せます。
人:「相手との距離をはかりつつ戦闘」など、自ら判断を有する命令をすることができます。
ただし、判断がいつも正しいとは限りません。また、開拓者の言葉を言語として理解することができます。
人以上:その場で最善と思われる行動を自ら判断し、実行します。(基本的に開拓者の朋友にはあまりなりません)
絆値について
絆値とは
絆値とは、朋友と飼い主との親睦度をあらわす数値です。
ふだんは使用しませんが危険な行動を命令する場合などにおいて、大きく消費されます。
絆値が0になっても朋友との関係が完全に切れてしまうことはありませんが、
依頼ではどのような事柄が発生するかわかりませんので、できるだけ高い値を維持するようにしましょう。
絆値の回復
絆値は毎日放っておいてもある程度まで自動的に上昇していきますが、
基本的に上限のない値ですので、手が空いている時があれば
可能な限り朋友との親交を深めておくことをお勧めします。
絆値は以下の方法で回復することが可能です。
依頼での回復
依頼においても消費した絆値に対して一定量が回復します。
依頼の困難度や成功度において、回復量は違います。
また、朋友との親交を目的とした依頼などでは、そもそも回復量の方が圧倒的に多い場合なども存在します。
港での回復
港において、パートナーに接することで回復することが可能です。
一日一回触れ合うことで、朋友との親睦を深めることが可能です。
ゲーム内通貨で喜ぶアイテムを購入すれば、さらにふやすこともできます。
(※現在準備中)
移動能力
主に騎乗系の朋友は、開拓者は保持していない特殊能力値「移動」を持っています。
移動の能力を持っている朋友は、
1.その移動値分、毎ターン行動値を消費せずに移動することができる。
2.通常移動時においても移動値分開拓者より移動可能スクエアが追加される。
という特殊能力を常に保持しています。
有効活用をし、戦いを有利にはこびましょう。