天儀王朝の第二次大規模探索で発見された国家。
極寒の北方に位置する軍事国家で、鎧使い達の故郷でもある。
皇帝は国家と同一の存在とされる絶対君主であり、ジルベリアにおいて臣民はすべからく皇帝の所有物であると定められている。
しかし周辺の森林や僻地には多数の少数民族が住み、服従と反乱を繰り返していると言う事実もある。

　　気候は内陸部は北へ行けば行く程に寒さ厳しい土地柄だが、海岸に接する所は内陸部に比べれば、比較的に温暖で過ごし易い。
厳しい環境と軍国である事等から鉱物の採掘が活発で、大きな鉱山も多くジルベリアではその採掘や精錬が主な産業として成り立っている。
また、機械の製造を主としている工房都市が僅かだがジルベリア内に点在するのも他国とはまた違った特色と言えよう。

名前：カラドルフ大帝
年齢：５３歳　　性別：男　　クラス：？？？

ジルベリア帝国に君臨する皇帝。
１４歳の誕生日に父が戦死したその日、最前線の砦において戦装束のまま戴冠式を行って以来、数十年に渡って各地を転戦し、帝国の版図を拡大してきた。
ジルベリアが存在するベラリエース大陸の制圧がほぼ完了した現在であっても、小規模な反乱やアヤカシの襲撃が起こるたびに自ら出陣をおこなっている。

ジェレゾ
海岸部に接する、ジルベリアの玄関口とも言える港を備えた工房都市。

スィーラ城
ジルベリアの首都ジェレゾにある。
港からその構えがうかがえるも、実は非常に大きな城で距離的には見える程近くにはない。
城へ至るまでの道程は厳しく、徐々に標高が上がれば兵達の監視の目も厳しくなり至ったとしてもジルベリアにおける高名な者の紹介がない限り、その城内に入る事は叶わない。
その建て構えは厳粛にして堅牢、城内においても華美な物は徹底的に排除しており城内戦も考慮した複雑な造りになっているのが特徴。

機械ギルド
名前の通りに機械や採掘や精錬、鉱物の生産に流通を主立って管理している国営のギルド。
また国内全ての鉱山も管理しており、無駄のない計画的な採掘をさせるべく鉱山毎の貯蔵量や採掘量等、仔細に渡るまでを掌握している。