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【国の概要(情勢など)】
 多数の群島から構成される領邦連合国。
 天帝と諸侯によって治められている。国家元首は天帝と呼ばれる絶対君主であるが、各領地の運営は天帝任命の諸侯に任されている他、科挙によって選出された官僚が極めて高度な法と秩序を維持しており、事実上、天帝に仕事は無い。唯一と言っても良い仕事は、諸侯や船団の提督の任命である。
 朱春における官僚は、難解な試験制度により身分を問わずに集められる。
 この制度は、やや学力偏重主義が見受けられるものの優れた人材を集める事に役立っていた。
 ただ近年は、優秀であるが故に組織が硬直化、肥大化しつつあり、それに伴って自由さが失われ、最も優秀な人材は貿易商を志すといった一種の逆転現象が発生している。
 というのも、提督の任命権が天帝の重要権限のひとつに数えられている事からも解る様に、朱春は元々海洋国家であり、『外国』との取引が可能になって以降、同国の経済活動に占める貿易の重要性は右肩上がりを続けている。こうした世情を反映してか、朱春政府、及び天帝自身も、開拓計画に関して強い関心を示しており同国の文化・技術レベルの近年急速におけるひとつの理由となっている。
【国王説明】
春華(シュンカ)王
本名:上に同じ
年齢:14  性別:男  クラス:一般人

 朱春を統治する春王朝天帝。
 馬鹿の付く真面目と評されていた兄が突如駆け落ちし、後継者として若干11歳で帝位に就いた。
 彼の口癖は「よきにはからえ」。基本的に、あらゆる仕事を配下の官僚組織に丸投げしている。威厳が失墜しそうなものとも思えるが、笑顔がどことなく思慮深く見えるとの評判もあり、また、兄とは違って「うるさい事をくどくど言わない」彼の性格は、概ね国民から好かれている。
 商業国である朱春において彼は芸術を最も好み、絵画や工芸、音楽といったあらゆる芸能活動を王宮に集めさせ、極秘裏に絵の教師を雇い、自ら絵画に挑戦している。ただし、その腕の程は現在不明である。近年では、世界初となる博物館や大学の建設させてそれらを一般開放する等、言動や政策の端々にその傾倒振りが伺える。
 また、大臣達の連名による妃候補の選定が始められており、大臣の多くは、天儀との関係を深める事を重要視し、天儀人から選んではとの検討がなされてる。

【主な都市】
朱春:泰国の首都。島の中央部に存在し、古くから物流の中枢として栄えてきた。
  近年では飛空船を利用した貿易の拠点としても機能しており、文化は絶頂を極めている。

【その地域独自の物・組織・建物など】

●商業活動
 泰の経済制度は極めて先進的で、王族を中心とする官僚によって管理される銀行が存在し、銀行によって集められた資金を元手に政府が紙幣を発行する等、他国と比べても群を抜いている
 これら紙幣は精巧に作られている為に偽造は難しく、またその信頼性を維持せねばならぬ事から、偽造犯には極刑が適用される。
 今のところ、これら紙幣の流通は泰国内のみだが、朱春商人と取引のある諸外国の商人達もまた、彼らとの取引の上で徐々にこれら紙幣を保有しつつある。ただこれらの紙幣を金貨等の『現物』と交換する為には、朱春の設置した両替屋まで出向かねばならない。これらの両替屋もまた、諸外国の許可を得て、各国に設置されつつある。
 また、現金払いを不要とした証文による信用取引や、貿易航海に臨んでの危険性分散を目的とした株仲間と呼ばれる共同出資制度、商工業活動の活発化の為に、税等が撤廃された楽市楽座制度などが実施されている。
 天儀においては、朝廷よりの許可を得た大商人を中心に貿易が行われているが、その一方、そうした規制を無視する個人商人等による密貿易も栄えている。厳密には違法であるが、官僚との癒着が激しいため多くの場合は黙認されている。

●産業
 泰における最重要産業は、貿易である。
 これはそもそも泰の首都である朱春が、貿易の中継として栄えてきたことから起因するものであり、天儀本島と国交が繋がった際にも、積極的な交易に乗り出すことに抵抗が少なかったことが起因している。
 銀行によって発行される貨幣には金や銀といった貴金属が用いられておらず、これらの貨幣は精巧な作りであるが、紙幣そのものに物質的価値は無い。貨幣の価値は朱春政府が保証しており、これを乱す者、即ち貨幣の偽造犯に対しては、一切の減刑無しに死刑が適用される。なお、基本的には銀行の金保有量以上には発行されていない。

 食生活では、国土は狭いながらも人口が少なく、また気候が温暖な事もあってか、食糧生産には余裕がある。
 アヤカシの被害も徐々に現われてきたが、他の儀に比べれば被害は少ない。
 当然の事ながら、漁業は大きな比重を占めており、海を泳ぐ物であれば何でも食料とする。
 東西南北の様々な素材を用いた泰料理は有名で、甘いものから辛いもの、コッテリしたものからアッサリしたものまで、朱春で食べられぬ料理は無いと言い、近年は、貿易による他儀からの文化流入もあり、これらの料理はより一層の進化を続けている。

●衣
 南部はとても温暖な気候の為、薄着の服が多い。中華的アロハシャツ『夏威夷衫』をまとう者がほとんど。(ほとんどのシャツに刺繍が施されている。その為に刺繍も盛ん)
 海水浴も盛んであり、様々な水着が作られている。
 中央部から北部にかけては、弁服、長袍、深衣などの服装が増えてゆく。女性用としてチャイナドレスも含まれる。アオザイ、絣もある。
 素材は主に絹製。養蚕が盛ん。
 これらの服は朝廷の許可をもらった大商人である『旅泰』(りょたい)によって各地で売られている。

●食
 南部では海鮮を使った漁特料理(ぎょとくりょうり)が好まれて食べられる。
 中部から北部にかけては、刺激の強い香滋料理(こうじりょうり)が好まれる。
 南部は美味しいと評判の蟹が獲れる。
 紹興酒、老酒などのお酒。様々な醤などの調味料も多種存在。海燕の巣も食べると評判。
 ラーメンや焼き餃子も泰国の料理に含まれる。

●住
 活気がある町の建物は殆ど朱色に塗られている。
 田舎に行くと木造や、藁葺きの家が増える。

●その他
泰国の商人は総称として『旅泰(りょたい)』と呼ばれている。天儀本島の各国には旅泰が作った町が存在する。

泰国では化石の発見が多くみられる。それらを使った泰国薬なども存在する。

 山岳部「天山」には泰拳士の総本山、『崇山丹(すうざんたん。造語)』があるといわれるが、あくまで伝説に過ぎない。天山は一年中霧に覆われており、立ち入った者は二度と戻れないといわれている。
 アヤカシに対抗する泰国の兵になるには、泰国国家武拳士試験を突破しなくてはならない。

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